エチオピア技術協力プロジェクト/ |
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■調査研究活動2006年3月に策定されたP/Oでは、調査研究活動は以下の内容を含んでいます。
その他の調査研究活動として、以下の活動を実施してきました。 5. Afridevハンドポンプスペアパーツ耐久試験(継続中)
■ブタジラ−ズワイ地域開発調査(1)地下水管理 *調査結果ワークショップ2008年1月17日、アディスアベバのホテルにおいてブタジラ・ズワイ地域開発調査の調査結果を公表するための1日ワークショップが開催されました。参加者は地質調査所、アディスアベバ大学、オロミヤ州及び南部州水資源局、民間コンサルタント等、40名を超え、活発な意見交換ができました。 プレゼンテーション資料 調査結果をまとめたテキスト
(2)適正技術開発南部諸民族州ブタジラ地区は、地下水ポテンシャルは決して低い方ではありません。にもかかわらず、2002年、2003年の旱魃では、栄養失調者が高い割合で発生するなど、大きな被害を被りました。本調査では、ローコストかつ現地の事情にあった水の効率的な利用法を開発し、全国に普及させる計画を策定します。 6本の観測井については、水位のモニタリングを継続するとともに、適正技術開発実験としての家畜駆動ポンプ、風車ポンプ、電動ロープポンプ等をパイロットプロジェクトとして設置する計画です。また、これらの井戸は必要なデータが集まったところで現地住民に引き渡す予定ですが、その際、実際に水を利用するため、最もふさわしい給水施設の提案をしていきます。
(2-1)動物ポンプ2007年3月、適正技術開発の一環として、ブタジラ郊外の農家の手掘り井戸に動物を駆動力としたポンプを設置しました。時代遅れとも捉えられがちの動物ポンプですが、燃料価格が高騰している昨今、まだまだ普及の可能性を残しています。動物ポンプの開発にはオランダのNGOPractica Foundationより技術者を招聘し、EWTECスタッフとともに製作にあたりました。製造から設置まで約1ヶ月を要し、現在は設置後のモニタリングを実施中です。設置時のユーザーへの受けは大変よく、今後はポンプの耐久性、ユーザーによる維持管理の持続性が注目されます。また、ポンプの製造・建設に関しては、コスト面の課題が残りました。 *モニタリング記録を見る(2007年5月〜2007年9月時点)。(PDF168KB) (2-2)コミュニティ簡易給水システム(エンジンタイプロープポンプ)(Kuno Kertafa村)6箇所ある観測井のひとつ(TW04、Kuno Kertafa)にエンジンタイプロープポンプを設置しました。事前に住民集会により水委員会を設立し、施設の運転及び管理にあたります。施設には隣接しているクリニックの建物内及び屋外トイレへの洗面所、点滴灌漑用施設、洗濯場を含みます。今後は施設の耐久性を含めた維持管理状況、住民へのインパクトをモニタリングしていく予定です。 *モニタリング記録を見る(2007年5月〜2007年9月時点)。(PDF358KB)
(2-3)家庭簡易給水システム(改良型手動ロープポンプ)(Dobena Bati村)ブタジラからズワイへ抜ける街道沿いの手掘り井戸に改良型手動ロープポンプを設置しました。水量不足により電動ロープポンプの設置を断念し、普及型ロープポンプをプラットフォーム上に設置し、給水タンクに一時水をためる施設を建設しました。施設には簡易給水栓1箇所及び点滴灌漑用施設を併設してあります。街道沿いということもあり、ロープポンプの宣伝効果を期待しています。 *モニタリング記録を見る(2007年5月〜2007年9月時点)。(PDF268KB)
■適正技術普及活動(ロープポンプ普及活動)ロープポンプ普及活動は2004年以降、当プロジェクトがイニシアティブをとって始まりました。ロープポンプ製造及び設置訓練には当初よりオランダのNGO(PRACTICA Foundation)の技師を招聘しており、ローカルの技術者も育ちつつあるとともに、国内での認知も高まりつつあります。 2006年3月の実施計画表(PO/Plan of Operation)では、2008年3月までに500台のロープポンプを製造、分配するとしています。500台のロープポンプは4大州(ティグライ、アムハラ、オロミア、南部諸民族州)に分配されることになっています。
2005年12月にパイロットプロジェクトとして47台のロープポンプを設置したトゥルボロ(オロミア州)については、今後もNGOと協力してモニタリングを継続して行く予定です。
*ロープポンプ普及活動中間報告書をみる。(PDF/809KB)
■井戸診断/リハビリ2006年の訓練コースにおいて、オロミア州の Ziway の都市給水用深井戸、南部諸民族州の Awassa 市内の浅井戸と Yiruba 村落の深井戸の計 3 箇所にて現地指導を行いました(詳しくはこちら)。今後は現在無償資金協力を実施中の現場にて出張訓練も検討中です。 ■インパクト調査ブタジラ−ズワイ地域に掘削した6箇所の井戸のある地域を中心に、ベースライン調査を実施中です。調査はローカルコンサルタントへ委託して行っています。6箇所の井戸にはそれぞれ給水施設を設置の予定で、施設設置後にインパクト調査を実施する予定です。
■Afridevハンドポンプスペアパーツ耐久試験 エチオピアでは数多くのハンドポンプが設置されていますが、ほぼすべて輸入品です。そのため、ポンプ設置後ある程度年数がたってしまうと、遠隔地へのスペアパーツの供給が難しく、ほんの小さなゴムパッキンが壊れただけで、数ヶ月も故障したまま放っておかれることもあります。 現在ローカル品のスペアパーツ試作品をポンプに取り付け、連続運転を実施し耐久性を調べています。現在のところ、夜間及び休日の運転管理が難しいため、平日の昼間のみ運転を実施し、定期的にポンプのハンドル1ストロークの吐出量を計測することで、パーツの消耗度をチェックしています。
■ブタジラ〜ズワイ地区火山地質調査 エチオピア中央部に北東から南西方向に伸びるアフリカ大地溝帯は、活発な火山活動地域です。エチオピアでは約4000万年前に火山活動が始まり、地溝内に新鮮な火山地形が残され、火山活動は現在まで引き継がれています。この地域では多様な岩石・噴火形態・噴出規模の活動が異なる地質時代にみられること、また引張応力場であることが、地表地質および地下地質を解明する上でのポイントとなります。そこで、昨年度より当該地域で実施されている地下水資源調査の一環として、地域の詳細な火山地質情報を含めた水理地質図を作成するため、福島大学・長橋良隆助教授による現地踏査が行われました。また、踏査の結果をふまえアディスアベバで関連ワークショップが行われました。
■プロジェクト構内実験場整備プロジェクト構内には、これまで掘削技術訓練コースの実習で掘削された井戸が何本もあります。これらを利用して、ハンドポンプ耐久試験システムを作ったり、ロープポンプを利用した農村家庭給水システムモデルハウスを建築しました。(2006年4月) 今後、施設内にあるワークショップの屋根を利用した雨水貯留施設を建設し、既存井戸への人口涵養試験を実施していく予定です。
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| *調査研究内容 *ブタジラ調査報告書 (2006.3.31,752KB) |
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